【赤ちゃんと乗り越える】長時間フライトTips

赤ちゃん連れの海外帯同。不安なことは多々あると思いますが、最初に思い浮かぶ難関はフライトなのではないでしょうか。

私自身も、海外への引っ越しが決まった時、もちろん数え切れないほどの不安があったのですが、「1歳児と12時間半のフライト」は、最初の難関にしてはかなり大きなものでした。

SNSで惜しげもなく不安を吐露し、子連れ長時間フライト経験済の先輩方や、現役のCAさんからアドバイスをいただき無事になんとか乗り越えられたので、その時に便利だったアイテムや情報のシェアをできればと思います。どなたかの参考になりますように!

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飛行機の座席の選び方

最初のポイントはフライト予約時の座席選択。
お子さまの月齢や年齢に合わせて、どこを選ぶか検討しましょう。

バシネットを利用するか、大人と同じ座席を使うか

まず考えるのは、「バシネット」を使うかどうか。
「バシネット」とは、機内に取り付けられる簡易ベビーベッドのこと。航空会社にもよると思いますが、基本は追加料金なしで利用できるので、まだ寝ている時間が長い子や、寝返りなどひどくない場合は便利だと思います。希望する場合は設置できる席が限られているので、航空会社に連絡してみましょう。ちなみに我が家では、寝返りもガンガンで寝相が悪い娘には手狭と判断し、使用しませんでした。

私はJALを利用したのですが、JALの国際線では、2歳未満の子どもであれば膝上で乗車が可能とのこと。しかし、12時間半膝の上でじっとしていない1歳児(8kg)……。想像しただけで無理だと悟り、隣の席をひとつ確保しました。3列の席を取っていたので、私、パートナー、娘の3人でまるっと1ブロック使えるのも安心。

結果として、こちらは選択は大正解!子どもが寝たときは横向きに座席に寝かせて、大人もゆっくり休むことができました。
また、おもちゃや抱っこひも、おむつやお菓子などの荷物もかさばるので、膝上で遊んでいる時は隣の座席に荷物を置き、手が届きやすい場所に準備しておけるのもよかったです。

座席の位置について

座席の位置もちょっとしたポイントが。

バシネットを選ばず子どもを座席に座らせる場合は、選ぶべきは後方寄りの座席です。前方に座席がない足元が広い席は、一見良いように思いますが、こちらは肘掛けが上がらず、また離着陸時に足元に荷物を置くことができません。(シートベルトサインが消えてから上から荷物を取り出すことはできますが……。子供連れだと手間ですよね。)

肘掛けが上がるほうが抱っこしているスペースにも余裕が出ますし、座席を挟んで横に寝かせることもできます。荷物は最初から足元に置けるほうが便利かと思います。

また、後方寄りであることで、前方のファーストクラスやビジネスクラスのエリアと距離ができるので、ぐずっても神経質になりにくいメリットも。

バシネットを利用される場合は、前が壁の座席になってしまうので、上記が逆にデメリット(肘掛け・荷物・気遣い)になってしまうかも…!ご参考まで。

準備しておくアイテムたち

子どもの気を紛らわすアイテム

主に子どもの時間潰しのために準備したのはこんな感じ。

iPad

オフラインで使える子ども向けのアプリや、YouTube Premiumで娘の大好きなシナぷしゅの動画をあらかじめダウンロード。

子ども用アプリは「あそベビー」でよく遊んでおりました!オフラインでも問題なく使えるのでオススメ。音は出せないので、必要に応じて子ども用のヘッドホンなども用意してくださいね。うちはまだ1歳だったので、娘には無音で楽しんでもらいました…!

お菓子&ジュース

大好きなお菓子とジュース。やはり食べて飲んでいるときは静かなので…!ベビー用の食事におやつが含まれている場合もあるので、チェックしておくとよいと思います。

新しいおもちゃや絵本

「新しい」が大事な箇所。慣れ親しんでいるおもちゃも安心感のためには必要かもですが、興味をもってしっかり遊んでくれるのは、やはり目新しいおもちゃ。いくつか用意しておくべし。

また、先輩パパママからは百均などでゲットできるシールブックをおすすめされました。娘はシールを食べちゃう月齢だったので買わなかったのですが、どうやら遊べる子は長時間集中してくれるらしい…!次回の長時間フライトには用意してみたい。

いつもの&ちょっと便利なアイテム

抱っこ紐

持ち込む方が多いと思いますが、抱っこ紐。ぐずった時は抱っこ紐に入れて機内を少し歩くことで落ち着いてくれました。普通に抱っこするよりも腕や腰の負担がぐーんと減ります。また、そのまま寝ちゃっても両手が開いてるので便利。

チェアベルト

大人の腰に巻き付けることで、大人の膝で安定して座って遊べます。大人も支える手が不要になるし、娘はすぐに立ち上がって動きたがるので、しっかりお膝に座ってもらえるのもよかったです。(ちょっと嫌がるタイミングもありましたが…笑)

おくるみ

機内は冷えるので、寝てしまった時に肌掛け代わりになるおくるみやタオルなどがあるとよいです。また、機内でのおむつ替えの時にも、台にさっと敷けて衛生面でもgood。

いつものアイテムとお着替え

替えのおむつやおしりふき、ミルク、授乳ケープなど、いつもの外出時に必要としているものも忘れずに。アクシデントに備えてお着替えなどもあると安心。

お出かけやお引越しの参考に

長時間のフライトとなると不安もひとしお。とはいえ新生活や旅行のための移動はワクワクしますよね。

この記事が少しでも準備の参考になり、不安よりもワクワクする気持ちが増えますように。

余談メモ

娘の機内食に幼児食をお願いしていたので、搭乗して割と早いタイミングで温めた幼児食とバナナやお菓子が入った袋をもらいました。「こんなにたくさんあるんだ〜!よかったね!」とモリモリ食べさせたのですが、実は、それがフライトを通してぜんぶの食事でした…!

知らずにほとんど食べさせてしまい、大人の軽食タイミングにあったのはおせんべいだけ。娘〜〜〜!ごめん!と思いながら、後半はベビーせんべいをたくさんあげました。バナナ残しとけばよかった…!

みなさんも、長時間フライトの際はお気をつけください(笑)。

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